Hypertherm Associates の共同創設者、ボブ・ディーンの生涯と功績

米国に本社を置く、工業用切断システムおよびソフトウェアの製造メーカーである Hypertherm Associates は、1月7日土曜日に 94 歳で亡くなった Hypertherm 共同創設者、ボブ・ディーンの生涯と功績を称えます。

Hypertherm が設立される前、ボブは Creare の創設者の 1 人でした。同社は、ニューハンプシャー州ハノーバーに本社を置く1961年創業のエンジニアリング契約コンサルティング会社であり、ボブは1961年から1976年まで社長を務めました。ボブは、のちに Hypertherm の共同創設者、そして長年 CEO 兼取締役会長を務めることになるディック・カウチの教授であり指導者として、ダートマス大学セイヤー工学院でをディックを教え、卒業後に彼を Creare に引き入れました。1968年、ディックとボブは Creare 敷地内の車 2 台分の車庫で、Creare の子会社として Hypertherm を設立しました。目的は、彼らが共同で発明したウォーターインジェクション プラズマアーク切断技術を開発し、商品化することでした。この技術は Hypertherm が初めて取得した特許でもあります。ボブは初代社長兼取締役会長を務め、ディックはゼネラル マネージャーに就きました。1971年、Creare から Hypertherm の過半数の株式を購入したディックが CEO の役割を引き継ぎ、ボブは1997年まで取締役を務めました。またボブは、ディックおよび Hypertherm の幅広いエンジニアリング コミュニティと積極的に共同研究を続け、Hypertherm の米国特許 7 件の発明者として記名されています。

「ボブ・ディーンは私にとってメンターであり、Hypertherm で取り組んでいることに常に関心を持っていました」とディック・カウチは語ります。

Hypertherm 以外でも、ボブは発明家および起業家として成果を残し、アッパーバレー地域をはじめとしたテクノロジー企業で創設者としての役割を果たしました。また、セイヤー工学院や彼の母校である MIT を含むエンジニアリングの高等教育界でも活動を続け、優れた研究者として高く評価されていました。彼の研究成果と、生涯を通したエンジニアリング界への多大な貢献が認められ、名誉ある全米技術アカデミーに選出されました。

ボブの生涯、そして Hypertherm Associates と私たちのコミュニティにもたらした彼の功績のすべてを称えます。訃報の記事全文は、Valley News を通じて投稿されました。

Hypertherm Associates は、米国に本社を置く、工業用切断製品とソフトウェアの製造メーカーです。Hypertherm のプラズマと OMAX のウォータージェットシステムを含むその製品は、船舶、航空機、鉄道車両の製造、鉄骨建造物の建設、重機の組み立て、風力タービンの建築などを行う世界中の企業により使用されています。切断システムに加え、同社の作成する CNC とソフトウェアはお客様から高い信頼をお寄せいただいており、何十万ものビジネスの生産性と収益性の向上に貢献してきました。1968 年に設立された Hypertherm Associates は、100％ 社員持ち株制度で、世界各国の操業拠点や提携業務を含めておよそ 2,000 人の社員が働いています。詳細は www.HyperthermAssociates.com をご覧ください。