Hypertherm、2030年に向けた環境問題対策を発表

投稿日 2022/01/18
投稿者 Hypertherm

米国に本社を置く、工業用切断システムおよびソフトウェアの製造メーカーである Hypertherm は本日、2030年に向けた環境問題対策を発表し、今後 10 年間で会社が達成に向けて取り組む 4 つの目標を掲げました。こうした目標は、Hypertherm の使用するリソースや、グローバル事業におけるカーボンインパクトを削減するようにデザインされており、Hypertherm の製品を使用することで生じるインパクトに対処するものです。

目標 1:カーボンニュートラルを達成します。最初の目標は、Hypertherm の直接的および間接的(スコープ 1 および 2)温室効果ガス排出量を対象とします。気候科学に則して目標を設定する組織である Science Based Targets Initiative のデータでは、Hypertherm が地球温暖化問題に取り組むにはそのカーボン排出量を 48% 削減する必要があると推定しています。Hypertherm は、より大きな目標であるカーボンニュートラルに取り組んでいます。

目標 2Hypertherm 製品の使用インパクトを 50 削減します。Hypertherm は、同社製品のエネルギー効率を高めるため、エネルギー使用量と、切断完了後に残ったスクラップ材の量を 50% 削減する目標を定めます。

目標 3:すべての廃棄物の発生経路における廃棄物を 50 削減します。リサイクル処理や廃水を含め、Hypertherm はすべての廃棄物の発生経路における廃棄物を 50% 削減します。加えて同社は、ニューハンプシャーの事業における埋め立て廃棄物をゼロにするという従来の目標を、世界中の Hypertherm 全施設で展開します。

目標 4:循環経済スコアの B を達成しますHypertherm の最終的な目標は循環経済スコアの B を達成することです。循環経済は、有限な資源を消費するのではなく、製品の再使用、修理、再生、リサイクルを呼びかけるものです。循環経済の実施は、気候変動、生物多様性の喪失、汚染、廃棄物に取り組むために必要であると考えられています。英国を拠点とする循環経済の専門組織であるエレンマッカーサー財団の分析によると、Hypertherm の現在のスコアは C です。

「これらの 4 つの目標は、2015年のパリ協定を支持する意義ある手法を開発するために 1 年以上かけてまとめあげた集大成であり、その目標は地球の気温上昇を摂氏 1.5 度までで食い止めることです」と Hypertherm の環境スチュワードシップを率いる RobinTindall は説明します。「この作業には、アソシエイトオーナー、サプライヤー、顧客、および高い評価を受けている国際組織からの意見が含まれており、私たちはそのことを誇りに思います。私たちは、これらの目標を達成することが必須であると理解し、真に困難な作業に取り組む準備ができています。」

本日発表された 4 つの目標は、2010年に策定された Hypertherm の2020年に向けた環境問題対策に代わるものです。Hypertherm は、2020年の目標を全部で 8 つ設定していました。その結果、同社の製品は現在 100% リサイクル可能で、効率性も平均で 34% 向上しています。さらに、グローバルロジスティクスネットワークは効率性が 71% 向上しました。ニューハンプシャーの埋め立て地に持ち込まれる廃棄物の量はほぼゼロで、事業活動によって排出される二酸化炭素の環境への影響が 85% 低減しました。Hypertherm の環境への取り組みと、トリプルボトムラインミッションの詳細については、www.hypertherm.com/CSR をご覧ください。

Hypertherm は、船舶、航空機、鉄道車両の加工、鉄骨建造物の建築、重機の製造などに世界中の企業が使用する工業用切断製品の設計および製造を行っています。切断システム、CNC、ソフトウェアを含む当社の製品は、お客様から高い信頼をお寄せいただいており、何十万ものビジネスの生産性と収益性の向上に貢献してきました。1968年に設立され、ニューハンプシャー州に拠点を置く Hypertherm は、100% 社員持ち株制度で、世界各国の操業拠点や提携業務を含めて 1,800 人以上の社員が働いています。詳細は www.hypertherm.com をご覧ください。

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